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眠れないとき無理に布団に入ってはいけない理由

眠れないとき無理に布団に入ってはいけません。「横になるだけでも体は休まる」「睡眠時間は8時間必要」という睡眠の常識は大間違い。眠れないときに布団に入ると、かえって眠れない状況を作ってしまいます。『ためしてガッテン』の「グッスリ朝まで眠る術」で紹介されていました。



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眠れないとき無理に布団に入ってはいけない


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眠れないときやってはいけないこと

そもそも「横になるだけでも体は休まる」というのは大間違い。眠れないときは横になる時間が長ければ長いほど、古い脳が覚醒してしまうのです。古い脳が覚醒するというのは、猫が外敵に警戒しながら寝ているのと同じ状況。これではなかなか寝付けません。

また「睡眠時間は8時間必要」というのもウソ。8時間ぐっすり眠れるのは、せいぜい20代までです。必要な睡眠時間は、年齢が上がるにつれて減少します。50~60代になると6時間がせいぜい。シニア世代が眠れないときに8時間睡眠にこだわると、かえって熟睡感の低下の原因となるのです。

よい睡眠のポイントは寝床で悶々とする時間を短くすることにあります。じつは、眠くなるまで起きていることが一番の解決方法。眠れないときに「体が休まるから」とか「8時間寝なきゃ」という理由で寝床に着くのは、もっともやってはいけないことなのです。


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眠れないときには寝室から出る

梅干を見ると唾液が出るのは、条件反射と呼ばれるもの。同じように、眠れないときに無理に布団に入って眠れない経験を繰り返すと、布団を見ただけで見ただけで勝手に古い脳が覚醒するようになります。「梅干は酸っぱい」と同様に「寝室は眠れない」となるわけです。

眠れないときには、思い切って寝室から出ることが大切。寝室の外のほうがリラックスするので、ソファでゆっくりしていれば体は休まります。眠くなってきたら、そのまま寝入ってしまう直前で寝室へ行きましょう。

このため「早く寝床に入る」というのも間違い。しっかり眠気が来てから横になったほうが、眠りが深くなります。熟睡するためには、眠気を感じてから布団に入るようにすべきです。

さらに、朝方に眠れないときも無理に布団にいる必要はありません。数日間、満足に眠れないとしても、人間の体には必要な睡眠が必ず訪れる仕組みになっているからです。

■『ためしてガッテン』
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