サバ缶ダイエットは汁ごと食べないと効果が半減
サバ缶ダイエットは、サバ缶を食べるだけで痩せられるというメソッド。はたして、サバ缶を食べると体の中でどんな変化がおきて痩せやすくなるのでしょう? それはサバ缶に多く含まれるEPAが大きく関係します。このためサバ缶ダイエットは汁ごと飲まないと効果半減なのです。
サバ缶ダイエットのメカニズム
さっそく、サバ缶ダイエットのメカニズムを見ていきましょう。サバなどの青魚にはEPAという良質な油が多く含まれていることがよく知られています。このEPAを含む食べ物を摂ると、小腸から「GLP-1」というホルモンが分泌するのです。
このGLP-1には、血糖値を下げるインスリンをすばやく適量を出す働きがあります。インスリンが出過ぎないということは、脂肪が蓄えられにくいということです。これがサバ缶ダイエットのメカニズムになります。
また、GLP-1には食べたものもが胃から排出される時間を長くする働きもあります。栄養成分がゆっくり吸収されるため、血糖値の急激な上昇を防止。インスリンの大量分泌を抑えられて、これまた脂肪を蓄えにくくするのです。
サバ缶ダイエットは汁ごと食べる
さらに、食べたものが小腸に届いたときにGLP-1がしっかり分泌されていると、の脳に食べ過ぎ防止シグナルが送られます。このため食べすぎを防ぐことができるのです。
つまり、サバ缶ダイエットではGLP-1を多く分泌させることがカギになります。そして、GLP-1を分泌させる成分はEPAと食物繊維。EPAはサバだけでなく青魚全般に多く含まれてはいますが、やはりサバのEPA含有量は抜群です。
さらにサバ缶の場合、脂に含まれたEPAがしっかり詰まっています。このためサバ缶ダイエットをするときは、汁ごと食べるようにしなければなりません。せっかく溶け出したEPAを無駄にしないようにしましょう。
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