炭水化物抜きダイエットは認知症になりやすい!?

やせるためにご飯やパンなどを食べない「炭水化物抜きダイエット」は効果がないとか!?　実際にやせた…という人も多い炭水化物抜きダイエットですが、なぜ効果がないのでしょうか？　『ジョブチューン』の「医者ぶっちゃけSP」で取り上げられていました。

炭水化物抜きダイエットはやせる

とはいえ、炭水化物抜きダイエットが一時的にやせることは事実。しかし、炭水化物を抜いたダイエットを続けていると、逆に太りやすい体質になってしまいます。

そして、最終的に炭水化物を食べ始めたら一気にリバウンドしてしまうのです。つまり、炭水化物抜きダイエットは「やせない」ということではなく「リバウンドしやすい」ということです。

というのも、人間にとってエネルギーとしての炭水化物は一番大切なもの。炭水化物を抜き続けると、代わりに筋肉の一番の原料になるタンパク質など、ほかのものを燃やして補おうとする体質になってしまいます。

すると筋肉がどんどん減ってしまって、最終的には基礎代謝が減少してしまうことい…。こうなると食べものが燃焼されなくなるため、非常に太りやすい体質に代わってしまうのです。

こうして炭水化物抜きで太りやすい体質に代わったところに炭水化物が入ってくると一気にリバウンド。炭水化物抜きダイエットを始める前よりも、太ってしまうというわけです。

なお、人間の脳は糖をエネルギー源にして生きています。炭水化物を完全に抜いてしまうと脳の機能が低下。「考えがまとまらない」「抑うつ的な感じになる」などの症状が出てきます。そして将来的には、認知症になってしまうリスクが高くなるのです。