ダイエットの食事制限はカロリーより時間が大事
早食いが太るのは、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまうから。これを逆手にとれば、食事制限することなくダイエットができます。ダイエットの食事制限はカロリーより時間が大事なのでした。『駆け込みドクター!』の「ダイエットの7つのウソ!?ホント!?」で紹介されました。
ダイエットするなら食事制限
脳には空腹が満たされたという満腹中枢があります。満腹中枢が働くためには、食べ始めてから20分はかかるもの。早食いしてしまうと、この20分の間にかなりの量を食べることになります。早食いは、満腹中枢が働く前に食べ過ぎて太ってしまうのです。
また、早食いは血糖値の急上昇を招きます。急激に上がる血糖値に対して、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌。インスリンが余った糖を脂肪として蓄えてしまいます。この意味からも、早食いは太るのです。
太るのを防いでダイエットするなら、ゆっくり食べざるをえないものに食事制限する方法があります。肉でも野菜でも、素材が大きいものを選ぶと、かむ回数が自然と増えて食事時間が長くなるものです。
ダイエットの食事制限は時間
口に運ぶまでに何か作業があるのもよいかもしれません。焼き魚などは身をほぐすという作業が必要です。ステーキならナイフで切るという作業があります。作業があったほうが、そのぶん食事時間が長くなるというわけです。
さらに、噛む回数もとても重要。空腹が満たされたという満腹感より先に、噛むことで食欲を抑えるホルモンが作られるからです。
1口1口よく噛むことは、早食い防止だけでなく、食欲を抑えることにもつながります。1口30回噛むようにすれば、ダイエット効果が期待できるはず。このようにダイエットの食事制限は、食べる時間が長くなるように制限するほうが効果的なのでした。
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