呼吸法ダイエットの基本はインナーマッスル強化
腹筋インナーマッスルの強化はお腹まわりダイエットの基本。ふだんから姿勢がよくなることも相まって基礎代謝がアップ。しかも内臓下垂を矯正してくれるので、お腹まわりりがスッキリ効果がハンパありません。そこで、腹筋インナーマッスルを強化する呼吸法ダイエットのやり方を紹介します。
呼吸法ダイエットのポイント
呼吸法ダイエットの目的は、腹筋インナーマッスルを鍛えることだけではありません。正しい呼吸法によって酸素をきちんと取り入れられるようになれば、脂肪を燃焼しやすい体にすることもできるのです。
呼吸法ダイエットのポイントは、腹筋のインナーマッスルである腹横筋を使うこと。腹横筋はコルセットのようにお腹を覆っていて、内臓を正しい位置に保って姿勢を安定させる役割があります。
内臓下垂は、この腹横筋の衰えが原因です。腹横筋を鍛えることによって、本来より下の位置にずれてしまっている内臓を正しい位置に戻すことが可能。同時に内臓脂肪も燃焼するので、お腹周りを短期間でスッキリさせることができます。
呼吸法ダイエットのやり方
さっそく、立ちながらの呼吸法ダイエットと寝ながらの呼吸法ダイエットを解説します。立ちながら呼吸法ダイエットは、足を開いてお腹を思い切りへこますところからスタート。肋骨に両手を当て鼻から息を吸います。肋骨を広げますが、お腹はへこませたまま。今度は口をすぼめて息を細く吐くのです。
基本的には、どちらかの呼吸法も10回を1セットとして、朝晩に1セットずつ行うようにしましょう。仕事の合間などに立ちながら呼吸法ダイエットをやるのもオススメです。
寝ながら呼吸法ダイエットは、仰向けになり手を胸とお腹に置いたら、まずは思い切りお腹をへこませます。ここで、肋骨を広げてお腹はへこませたまま肩が浮かないように鼻から息を吸うのです。そして、口をすぼめて息を細く吐きます。
いずれにしても、呼吸法ダイエットは毎日定期的に行うことが重要。たとえばお風呂のときに1セット…など、毎日やることにひと手間加えるのがちょい足しメソッドの真骨頂。継続こそ力なりなのです。
呼吸法ダイエットの効果アップ
呼吸法ダイエットの効果をさらにアップするちょい足しメソッドがあります。それが「丹田」を意識すること。丹田はへその5cmほどの下腹部。とはいえ、丹田があるのは表面ではありません。丹田は、横から見たときは体の中心あたりになります。
呼吸法ダイエットの効果をアップする方法は、丹田に向かって腹圧をかけるようにお腹をへこませること。息を吐くときに気の集まる場所とされている丹田を意識するわけです。
こうすることで、腹横筋の筋トレ効果がアップします。腹横筋がより鍛えられるということは、それだけウエストがシェイプされるということです。丹田を意識して呼吸法ダイエットに取り組みましょう。