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ぎっくり腰の原因は仙腸関節のロックで靭帯損傷

仙腸関節は背骨と骨盤とのつなぎ役。数ミリレベルで細かに動くことで、全身の衝撃を吸収をしているのです。このため、仙腸関節の動きに不具合がおきると、付近の筋肉に大きな負担が発生。こうして腰痛がおきるのです。しかも仙腸関節は、ぎっくり腰の原因でもあるのです。



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ぎっくり腰の原因は仙腸関節のロックで靭帯損傷


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ぎっくり腰の原因と仙腸関節の関係

ぎっくり腰の原因に、仙腸関節は深い関係があります。じつはぎっくり腰は、腰まわりに急激な負荷やひねりがかかって、仙腸関節が固まっておこるものです。

仙腸関節は、ほかの関節と比べて可動域が狭い一方で、複雑な動きをしています。仙腸関節の微妙な動きが固まってしまうと、周囲の靭帯が急に引っ張られて損傷。これがぎっくり腰の原因です。

ちなみに、ぎっくり腰は6~8月がもっとも多く発症します。これは気温の上昇とともに精神的にも開放的になり、無理をして運動する人が多いためです。


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ぎっくり腰の原因になりかねない

そこで、仙腸関節の可動域が正常かどうかを判別する方法を紹介しましょう。仙腸関節の伸展と屈曲を調べるものです。

伸展は、両足を伸ばしたうつ伏せの状態から、ひざを伸ばしたままで左右それぞれの足が15度まで上げられるかどうかを調べます。屈曲は、両足を伸ばした仰向けの状態から片ひざを曲げて胸に近づけたときに、足を125度まで引き付けられるかをチェックするものです。

この仙腸関節の可動域で左右差がある場合は注意が必要。仙腸関節の機能障害によって、筋肉がアンバランスに付いてしまっている可能性があります。腰痛やぎっくり腰の原因になりかねないので注意しましょう。

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