徐脈性不整脈の症状はペースメーカーで治療
徐脈性不整脈の症状はどうすれば治療できるのでしょう? じつは徐脈性不整脈はリハビリでも治りません。また、薬で治るようなものでもありません。徐脈性不整脈の症状はペースメーカーで抑えるしかないのです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
徐脈性不整脈の症状を抑える手術
徐脈性不整脈の症状を抑えるペースメーカーの手術自体は、1~2時間程度で終わります。麻酔も全身麻酔ではなく局所麻酔です。
ペースメーカーを入れる場所は、左の胸の上のあたりです。右胸に入れることもあれば、場合によっては脇の下の場合も…。5~10年に1回、電池を取り替えます。
徐脈性不整脈の症状を抑えるためにペースメーカーを入れた直後は、あまり動いてはいけません。しかし、1年もすればたいていの運動は可能。運動量に合わせて脈拍を調整してくれるペースメーカーもあります。
不整脈の症状を抑えるペースメーカー
ペースメーカーといえば、携帯電話や電化製品の影響が気になるところです。しかし、実際は携帯電話が15cm以上離れていれば問題ありません。携帯電話がペースメーカーにくっついても、すぐに離せばまず大丈夫。電子レンジを普通に使うぶんには影響ナシと考えてください。
ただし、MRI検査などではペースメーカーを付けてことを申し出る必要があります。MRIは金属があると測定できないのと、場合によってはペースメーカーに誤作動を与える可能性があるためです。
空港の金属探知ゲートは、普通に通り過ぎて問題ありません。ただし、ゆっくり通ると影響が出る可能性もあります。徐脈性不整脈でペースメーカーを付けていることを伝えて、ゲート横を通るほうが賢明でしょう。
■『ためしてガッテン』
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