ほくろはレーザー治療でも再発する理由とは
美容整形が一般的になったいま、ほくろの除去もかなりポピュラーになりました。しかし、ほくろはレーザー治療でも再発するのが通常なのだとか。なぜレーザー治療したほくろが再発するのか、詳しく見ていきます。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
ほくろのレーザー治療は数分で終了
一般的に、ほくろの治療法は「レーザー」と「切り取り」の2つがあります。治療法は位置や大きさ、盛り上がり方によって選択。小さいほくろはレーザー、比較的大きなほくろはメスなどによって切り取ります。
メスによる切り取りはわかりますが、レーザーでなぜほくろが除去できるのでしょう? 黒いものにより強く反応する性質を利用したのがレーザー治療です。肌にレーザーを当てると、黒いほくろの細胞だけを集中的に壊します。
実際のほくろのレーザー治療では、患部に麻酔を施したのちにレーザーを当てていきます。治療はわずか数分で終了。患者さんもまったく痛みを感じません。
ほくろのレーザー治療は再発する
そして、ほくろのレーザー治療はその性質上、再発するのが通常です。レーザー治療では色の黒い細胞だけを焼いていますが、その下にある色を持っていない細胞は焼くことができません。
この色を持っていない細胞が残っているとほくろが再発するのです。そもそもレーザー治療の目的はほくろを目立たなくすること。そのためには、なるべく傷を残さないことも重要なポイントになります。
このため、黒い細胞の下にある色を持っていない細胞まで無理に除去しないわけです。このように、レーザー治療のほくろが再発することは理解しておきましょう。
ちなみに、ほくろの除去は保険適用されるケースとされないケースがあります。とくに美容目的でほくろ除去は、保険適用されないことがほとんど。ほくろ1つあたり1万円ほどが相場となっています。
■「ほくろ」おすすめ記事
ほくろは癌になる?ならない?本当はどっち?
「皮膚がん」と「ほくろ」の見分け方とは?
足の裏のほくろがメラノーマ…実際の症状は?
ほくろは癌にならないけど良性の腫瘍だった件
ほくろは刺激すると癌になる…は真っ赤なウソ
ほくろ毛を抜いてはいけない理由と大仏の関係
顔のほくろは隠すのではなく誘目色を使うべき
■「レーザー」おすすめ記事
注射器は「針」→「レーザー」に進化する!?
メソセラピー育毛はレーザーで毛根を刺激する