腰痛にならない座り方はひざと腰を直角に保つ
腰痛は重い荷物を持ったから発症するのではなく、日常の悪い姿勢の積み重ねでおきるもの。ふ日常の動作にこそ腰痛のリスクは潜んでいるのです。とくに長時間、椅子に座り続けるときは腰痛になる可能性が大。腰痛にならない座り方はひざと腰を直角に保つことがポイントです。『林修の今でしょ!講座』で紹介されていました。
椅子の座り方で腰痛の原因になる
車の座席やデスクワークなど、とくに長時間座り続けるようなときに、知っておきたいのが正しい椅子の座り方です。座り方を間違えると腰椎や腰の筋肉に負荷をかけて、腰痛の原因となってしまいます。
たとえば電車の中などよく見かける、浅く座って背もたれで体を支える姿勢。たしかに一見ラクなのですが、骨格的に見るとよくありません。
この体勢というのは、じつは背筋を使わない座り方です。骨盤が寝た状態になり、腰椎が丸まった状態になります。すると、結果的に腰椎の椎間板に負担がかかってしまうのです。
腰痛を予防する正しい椅子の座り方
そこで、腰痛を予防する正しい座り方を紹介しましょう。まず椅子には深く座ります。骨盤を立たせて正しい姿勢を保つことがポイントです。
骨盤が立つと、腰椎が前に反る形を保つことができます。新幹線などでもリクライニングは倒さないほうがよいでしょう。直角のまま座ったほうが腰にはよいのです。
浅く座って骨盤を立てて直角にすることもできますが、これだと背筋を常に使う姿勢になってしまいます。ひざの角度が90度を保てるように深く座ってください。
背もたれとすき間ができるようなら、タオルなどを背もたれの一番下に入れます。それを押しつぶすような感じで座ると、骨盤を立たせることが可能。腰痛にならない椅子の座り方はひざと腰を直角に保つことがポイントなのです。
■10月14日放送『林修の今でしょ!講座』
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1日5分「仙腸関節ウォーキング」で腰痛予防
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