半身浴は効果ナシ!逆に体が冷えてしまう新事実
体をよく温めるために、半身浴をする人も多いでしょう。しかし、半身浴に健康法としての効果はありません。身体が芯から温まると思いがちですが、むしろ身体が冷えてしまうのです。半身浴には医学的な根拠はまったくありません。『教訓のススメ』で紹介されていました。
半身浴には体を温める効果はない
半身浴の目的は体を温めること。いいかえれば血液の循環をよくすることです。ここで全身浴なら、水圧が全体にかかることでと血管が圧迫されて、心臓に戻る血液が増えることになります。
一方で半身浴の場合、下半身は温まっても胸元や肩が冷えてしまうことがあります。効果がないどころか、逆に身体が冷えてしまうというわけです。
また、半身浴は汗をよくかいてよいと思いがちですが、汗をかくということは水分が奪われて冷えるということ。半身浴には体を温める効果はまったくありません。
半身浴の効果はまったくナシ
飲み会の翌日などにアルコールを抜くために半身浴するという人もいるでしょう。これも半身浴の効果はまったくナシ。肝臓で代謝されない限り、アルコールは抜けないからです。
健康によい入浴法は、ぬるめのお風呂につかることです。38~39度のお湯に、全身浴で30分ほど入るとリラックスできます。
お風呂というと40度以上の熱いお湯に入る人が多いですが、40度以下のお湯に入ると自律神経は副交感神経が優位になります。このため、身体がお休みモードになるのです。
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