ホットフラッシュ対策は運動・サプリ・半身浴
更年期障害に多い「ホットフラッシュ」は突然、体が火照って大量の汗が噴き出てくる症状。人と話しているときや朝起きたときなど、周りの環境に関係なくいきなりホットフラッシュはおこります。ホットフラッシュがなぜおこるのか、その原因と対策についてまとめました。
ホットフラッシュの原因は自律神経
シニア世代の女性が避けて通れないのが更年期障害。その症状のなかでも、もっとも一般的な症状がホットフラッシュです。目の下や鼻の下、首筋や髪の生え際などに、いきなり流れるような汗が出てきます。
ホットフラッシュの原因は、血管系の自律神経の乱れ。「のぼせ・ほてり・発汗」などは、おもに上半身の血管を取り巻いている神経が興奮状態になることでおきるのです。
自律神経には、活動時に活発になる「交感神経」とリラックスしたときに活発になる「副交感神経」があります。そして、ホットフラッシュの自律神経の乱れは、交感神経が優位になっている状態です。
3つのホットフラッシュ対策とは?
さっそく、3つのホットフラッシュ対策を紹介しましょう。ホットフラッシュ対策の基本は、副交感神経を高めること。そのためにはストレスをなくして、リラックスすること心がけることになります。
ホットフラッシュ対策その1は「運動」です。更年期障害になる前から定期的に運動をしていると症状は軽くなります。更年期に入ってからの運動は体力に合った無理をしない範囲で行うことが大切です。
ホットフラッシュ対策その2は「サプリメント」。「プラセンタ」には、ホルモンバランスや自律神経を調整する働きがあります。「大豆イソフラボン」は植物性エストロゲンとも呼ばれ、実際のエストロゲンの0.1%ほどの効果があるのです。豆乳を飲むだけでも効果があります。
ホットフラッシュ対策その3は「半身浴」です。半身浴で副交感神経が優位になると、血管が広がって呼吸も深くなるというわけ。また、温冷浴やサウナ後の冷水浴なども、自律神経が刺激を受けことで更年期障害が改善するといわれています。
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