脱腸の症状を簡単にチェックする「短歌」とは?
消化器系の外科手術では、なんと盲腸の3倍近くも発症しているのが脱腸です。脱腸の正式名称は鼠径ヘルニアといって、じつは珍しい病気ではありません。脱腸の症状を簡単にチェックする方法を見ていきます。『ためしてガッテン』の「腹痛を起こす異物の正体SP」で紹介されていました。
脱腸の症状を簡単にチェック
すぐできる脱腸の症状を簡単にチェックする方法です。わかりやすく短歌風にまとめると次のようになります。
【脱腸の症状チェック】
太ももの 付け根に小指 添えまして
手のひら当てて せきをするなり
具体的に説明しましょう。まず「コマネチ」のように鼠径部に小指を当てて、手のひらをお腹にそっと当ててください。この状態で、力んだり咳をしたりします。このときに、体の中から手を押すものがあるかをチェックするのです。
一番気をつけるべき脱腸の症状
女性の場合は、鼠径ヘルニアに加えて、足の付け根の大腿から出る大腿ヘルニアがおきている可能性があります。どちらも症状の進行が早い病気なので、手術を早めに受けるとよいでしょう。
一番気をつけるべき脱腸の症状があります。それは、それまで痛みもなく柔らかく、出たり引っ込んでいたりしたものが、あるときから急に押しても戻らなくなることです。
横になっても戻らなかったり、卵みたいに出っ張って硬くなったり…こういった場合は、すぐに病院で受診するようにしてください。
■『ためしてガッテン』
【腹痛を起こす異物の正体SP】
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