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40代からの医療情報…現役看護師が監修

検便によるがん発見率を劇的アップする方法

私たちには「検便を受ける権利」があるのをご存じですか? じつは40歳以上であれば、日本中どこに住んでいても大腸がんを見つけるための検便が受けたれるようになっているのです。1月22日放送『ためしてガッテン』の「大腸がん!99%発見法 スゴ腕ドクターに聞け」で紹介されていました。



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部位別がんによる死亡者数では、男性の1位は「肺がん」、2位が「胃がん」、3位が「大腸がん」です。そして女性は、1位が「大腸がん」、2位が「肺がん」、3位が「胃がん」。日本人にとって「大腸がん」は危険な病気なのです。

とはいうものの、40歳以上の検便の受診率はたったの「18%」。ちなみに、検便によるがんの発見率は「45%」です。検便の場合、便にがんからの出血が付かない限り、検出されません。このため、やや低めの数値になっています。便だけに「運」に左右されやすいというところでしょうか!?

しかし、この検便によるがんの発見率を劇的にアップする方法があるのです。それは「検便の回数を増やす」のです。

最近の検便は、2日分の便を提出しています。じつはこれだけで、がん発見率は「70%」に向上するのです。

さらには、市町村の検便と会社の健康診断の組み合わせ。これによって、合計4日分を検査することにより、発見率はさらに「91%」まで上昇します。さらに、人間ドックで合計6日分を検査すれば「97%」にもなりました。検便のがん発見率は回数を重ねるほど100%に近づくのです。

■1月22日放送『ためしてガッテン』
【大腸がん!99%発見法 スゴ腕ドクターに聞け】

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