インナーマッスルトレーニングは椅子でもできる
インナーマッスルのトレーニングといっても、何も特別な用具は必要ありません。インナーマッスルとは体の深層にある姿勢や関節を制御する筋肉。トレーニングには高い負荷が必要ないからです。インナーマッスルのトレーニングを椅子に座ったまま行う方法を紹介しましょう。
インナーマッスルトレーニングの方法
筋トレといえば、なるべく高い負荷を筋肉にかけるのが基本。しかし、インナーマッスルトレーニングは高い負荷をかけなくてもよいのが特徴です。それでいてインナーマッスルトレーニングは代謝を上げて血流も上昇、ダイエット体質になっていきます。
そんなインナーマッスルトレーニングを、椅子に座ったまま気軽に行う方法を紹介しましょう。椅子に浅く腰掛けて、背筋を伸ばしたら準備は完了です。
この姿勢から右足を床をすらして前へ伸ばします。伸びきったらつま先をアップ。そのまま足を持ち上げてキープするのです。4秒ほどでかかとを床に下ろして、足を元の位置に戻します。
インナーマッスルトレーニングの効果
実際のインナーマッスルトレーニングは8カウント。「1」で足を伸ばして「2」でつま先アップします。「3」で足を上げたら「6」までキープ。「7」でかかとを下ろしたら「8」で足を元の位置に戻して終了です。
このトレーニングではまず、よい姿勢を保つための体幹インナーマッスルが鍛えられます。また、足全体を上げるインナーマッスルも鍛えられるので、つまずき防止に効果があるのです。
このインナーマッスルトレーニングは、左右3回ずつやるだけで効果が期待できます。回数は10回以上やってもかまいません。足が上がらないシニア世代は、足を前後にすらすだけでも効果が期待できます。
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