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睡眠ゴールデンタイムが夜10時から深夜2時は嘘

睡眠のゴールデンタイムが夜10時から深夜2時というは嘘です。それより大切なのは就寝後3時間の深い眠り。あまり早寝に固執すると逆に、成長ホルモンを出にくくしてしまいます。正しい睡眠のゴールデンタイムを見ていきましょう。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。



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睡眠ゴールデンタイムが夜10時から深夜2時は嘘


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睡眠のゴールデンタイムは嘘

女性誌などで、睡眠のゴールデンタイムは夜10時から深夜2時だから、この時間に眠ることが大切という話を目にすることがあります。肌の再生などに重要な成長ホルモンが、その時間帯にもっとも分泌されているというのがその理由。だから美肌を目指すなら早寝するのがよいというのが通説になっています。

しかし、睡眠のゴールデンタイムは嘘です。実際には成長ホルモンの分泌には「深い眠り」が必要不可欠。就寝後の3時間におこる深い眠りをとっているときに、成長ホルモンはもっとも多く分泌されるのです。

もし夜10時に眠くもないのに無理に早く寝ようとすると、結果的に深い眠りがとれずに成長ホルモンが出にくくなっている可能性もあります。大切なのは、夜10時に寝ることよりも、就寝後にスムーズに深い眠りに入っていくことが大切なのです。


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睡眠のゴールデンタイムは深い眠り

すなわち、睡眠のゴールデンタイムは就寝後の深い眠りのこと。深い眠りにスムーズに入るには、いくつかのテクニックがあります。寝る前に軽めのストレッチを行うのもそんなテクニックのひとつです。

人は体温が下がると眠くなります。ストレッチを行うと抹消の血管が広がるため、一時的に体温が上昇。上がった体温がスムーズに下がることになり、眠くなるというわけです。呼吸が乱れない程度のストレッチがよいでしょう。

「タッピング療法」というテクニックもあります。これは、規則正しいリズムでやさしく頭部をたたくというもの。触れるか触れないかくらいの強さで行います。

30秒から1分ほどかけて、頭や顔を人差し指と中指と薬指が触れるか触れない力で、規則的なリズムでタップします。このやさしい刺激が副交感神経を高めて、体をリラックス状態にしてくれるのです。1分ほどで睡眠のゴールデンタイムである深い眠りに入りやすい状態が作られます。

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