腸腰筋の鍛え方!それはソファをやめること
上半身と下半身を結ぶとても重要なインナーマッスルが「腸腰筋」です。じつはソファに座るという習慣が、この腸腰筋を弱らせているのをご存じですか? 腸腰筋の鍛え方とはソファをやめることです。そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
ソファに座ると腸腰筋が弱くなる
家の中で座っている時間は意外に長いもの。長時間、悪い姿勢でいると、それが体に悪影響を及ぼすことは明らか。なかでも気をつけなければならないのが「ソファ」です。
リビングや自室にソファがあって、テレビを見たり本を読んだり、はたまたそこで食事をとったりと、ソファで長時間過ごしている人は多いはず。ソファのように座面が低く、ふわふわのクッションがあるイスに座ると、腰が丸くなってしまうものです。
腰が丸くなっている状態というのは、骨盤が後傾した状態。この状態が長時間続くと、腸腰筋が弱くなってしまうのです。
腸腰筋の鍛え方につながる姿勢とは
腸腰筋とは、脊椎と脚の付け根を結ぶ大腰筋と、骨盤と脚の付け根を結ぶ腸骨筋を合わせた名称。上半身と下半身を結ぶ、とても重要なインナーマッスルです。ソファに座るという習慣は、この重要な腸腰筋を弱らせてしまうのでした。
これは逆にいうと、ソファに座る習慣を減らすことが腸腰筋を鍛えることにつながるということ。たとえば、ソファに座るのを1日1時間以内にしてみるなどするだけで、腸腰筋が弱るのを防げるというわけです。
つまり腸腰筋の鍛え方とは、ソファに座るのをやめることと言い換えられます。また、普通のイスにお尻の坐骨に体重を乗せるように骨盤を立て座ることでも、腸腰筋を鍛えることが可能。骨盤が正しく前傾して、背骨がまっすぐに伸びる姿勢を維持することが、腸腰筋の鍛え方につながります。
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