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市大ストレッチにかかる時間は6つの動きで2分半

肩こりが改善して脳年齢も若返るストレッチがあります。それが「市大ストレッチ」です。イスに座りながらできる大阪市立大学オリジナルのストレッチになります。市大ストレッチは学生たちの健康を目的として医学的に考え出されたものです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



市大ストレッチにかかる時間は6つの動きで2分半


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市大ストレッチの動きは全部で6つ

市大ストレッチの動きは全部で6つあります。1つめは、固まった肩まわりの筋肉を柔らかくするためのストレッチです。イメージするのはペリカンの動き。いわばペリカン背中ほぐしです。

イスに座って背すじを伸ばしたら、手を腰に当てたままひじを前後に動かします。翼をはためかせるように、前後に大きく動かしてください。首から背中にかけての大きな筋肉である僧帽筋がストレッチされます。

2つめはペンギン肩ほぐしです。ペンギンになったイメージで肩を上にすぼめて、下にストンと落とします。なかには肩がゴリッという人もいるはず。それは肩があまり動かせていない証拠です。

3つめはニワトリ首伸ばし。顔は真正面に向いたまま、頭だけを前にスライドさせるように首を伸ばします。ふだんは絶対にしない動きです。


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市大ストレッチはぜんぶやって2分半

4つめは、メジャーリーガーの前田健太選手が行っているマエケン体操。上体をやや伏せて手の力を抜いたら、ひじでクロースするイメージで両腕を回します。

5つめは腕を顔の横に上げたら、そのまま万歳をするバンザイ肩甲骨ほぐしです。ひじが体の前に出ないように注意してください。肩甲骨を寄せるイメージです。

6つめは、正面に両腕をまっすぐ伸ばしたら、水平にひじを引くローイング全面伸ばしとなります。手の平は下に向けたまま。ぬ値を漕ぐイメージで両ひじを引いてください。

実際の市大ストレッチは音楽に合わせて行います。まずはペンギン肩ほぐし、続いてペリカン背中ほぐし、バンザイ肩甲骨ほぐし、ローイング全面伸ばし、ニワトリ首伸ばしをしたらマエケン体操。最後にもう一度、ペンギン肩ほぐしで終了です。

市大ストレッチは6つの動きをぜんぶやっても2分半ほど。基本的には6つの動きをセットで行いますが、忙しい人は長続きさせるためにも、自分がやって気持ちいいという動きどれか1つだけでもかまいません。1日1分でも効果があります。

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