ポリフェノール効果が一番高い野菜はホウレン草
ポリフェノールの効果は、人間の老化の原因の1つである酸化を抑える抗酸化作用があること。そんな老化防止のためにも、ポリフェノール効果が高い野菜を知っておくことは重要。じつはポリフェノール効果が一番高い野菜はホウレン草なのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
ポリフェノール効果が高いホウレン草
さっそく、ポリフェノール効果が高い野菜を見てきましょう。それが100gあたりのポリフェノール量ランキング。5位は人参・大根の15mg、4位がトマトの40mg、3位がジャガイモの45mg、2位が玉葱の65mgです。
そして、ポリフェノール量ランキングの1位はホウレン草の105mg。ほかの野菜のほぼ倍の効果があるわけです。ホウレン草はポリフェノールが豊富に含まれており、現在16種類が確認されています。
そんなホウレン草を選ぶポイントは葉の大きさ。太陽の紫外線をたっぷり受け、寒暖差のある環境でゆっくり育ったホウレン草は、葉っぱが大きく厚みがあります。それだけ高いポリフェノール効果が期待できるのです。
ポリフェノールの効果損失を抑える
また、ホウレン草の高いポリフェノールを効果を損なわないためには、茹で方に注意しなければなりません。ポリフェノールは水溶性のため、茹ですぎは禁物です。茎の硬い部分から時間差で茹で、葉の色が鮮やかになったらすぐに冷水へ入れます。
これがポリフェノールの効果損失を最小限に抑えながら、おいしく茹で上げるコツです。また、冷凍しても失われにくいのもポリフェノールの特徴。そこで、切り分けて冷凍保存しておくことで、さまざまな料理に付け足すことができます。
たとえば、味噌汁の具材や野菜炒めに冷凍ホウレン草をちょい足しすれば、ポリフェノール効果を得られるというわけ。すぐに体から排出されてしまうポリフェノールを毎食、しっかり食べられるようになるのです。
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