ドローインで胃下垂を治せる理由はインナーマッスル
女性の悩みで多いのが胃下垂は、胃の下部が正常よりも下の位置に垂れ下がっている状態のこと。胃下垂が悪化すると、おへそや骨盤のあたりまで胃が下がってしまうこともあります。そんな胃下垂の治し方はドローインによるインナーマッスル強化が重要。ドローインで胃下垂を治せる理由はインナーマッスルにあります。
ドローインで胃下垂の原因インナーマッスル強化
胃下垂は一般的に、骨盤のゆがみや姿勢の悪さが原因とされています。しかし、胃下垂の本当の原因は腹筋のインナーマッスルの弱体化です。なかでも、内臓を正しい位置に保持するインナーマッスルの腹横筋に原因があります。
インナーマッスルの腹横筋の弱体化すると、内臓が本来あるべき位置より下がってしまうのです。つまり、胃下垂の治し方とはインナーマッスルの腹横筋が鍵を握っているということ。インナーマッスルの腹横筋を鍛えれば、胃下垂が治るというわけです。
ただし、腹横筋はいわゆる腹筋運動では鍛えられません。腹横筋がインナーマッスルという深層にある筋肉だからです。そこで、腹横筋を鍛えて胃下垂を治す「ドローイン」を紹介しましょう。胃下垂を治すドローインとは、お腹をへこますことです。
ドローインで胃下垂が治るのはインナーマッスル
胃下垂を治すドローインしながらのインナーマッスル強化法は、まず仰向けになってひざを曲げ、手をおへそに置いたら準備完了です。この体勢からおへそを引っ込めながら、手をひざに乗せるようにして上体を引き上げて5秒キープします。
上体を引き上げるのは肩甲骨が浮く程度。腰を浮かさないように注意しながら、この動きを10回ほど繰り返します。こうすることでインナーマッスルの腹横筋が鍛えられて、胃を正常な位置に戻してくれる機能が復活するはずでしょう。
また、インナーマッスルの腹横筋はたったままお腹をへこませるドローインだけでも鍛えられます。胃下垂が治るドローインは、息を吐き切ってできる限りお腹をへこませた状態をキープするだけ。これで十分にインナーマッスルが強化されます。すきま時間にドローインで胃下垂を治すインナーマッスル強化法を試してみてください。
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