天気痛治療は酔い止めを飲むタイミングが超重要
天気が悪くなると、古傷がうずいたり持病が悪化するのが「天気痛」。じつは酔い止め薬で治療することができます。ただし、天気痛治療の超重要ポイントが薬を飲むタイミング。酔い止めを飲むタイミングを見極める方法を紹介しましょう。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
天気痛治療の超重要ポイント
愛知医科大学病院には、日本で唯一の天気痛外来があります。佐藤純教授は、世界でも数少ない天気痛のスペシャリスト。全国津々浦々から患者が訪れます。佐藤教授は9年前、天気痛の原因をついに発見。気圧の変化を耳で感じているということを世界で初めて突き止めたのです。
その天気痛のスペシャリストは、天気痛治療には超重要なポイントがあるといいます。その天気痛の治療の重要な点は薬を飲むタイミングなのです。
天気痛を感じる人は、痛む前にボーっとするような予兆を感じる人が多いといいます。ちょうど気圧が変わるタイミングです。その予兆を感じたタイミングで薬を飲めば、薬がとてもよく効くのでした。
天気痛のときには酔い止め薬
そして、天気痛のときに飲む薬は酔い止め薬です。酔い止め薬を車に乗る30分前に飲むように、天気が悪くなる予兆に飲むのがポイントになります。
とはいえ、天気痛は予兆の種類も出る時間もさまざま。耳が詰まったり眠気がきたり、頭がボーっとしたりなど、症状はいろいろ。めまいや首や肩が重くなる、こめかみが締め付けられることもあります。
このためは天気痛は予兆を自覚するのは難しいのが現実です。そこで、オススメが痛み日記をつけること。天気と症状、痛みの強さを日記として残しておきます。すると、痛みの強さと天気の変化が連動しているかがわかるのです。
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