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腕が上がってしまう「五十肩」には要注意!?

手術が必要かも知れない「終身型の五十肩」と、放っておけば治ってしまう「普通の五十肩」。実際の体験談から、その詳細を見ていきましょう。2月5日放送『ためしてガッテン』の「五十肩&コリ一挙撃滅」で紹介されていました。



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腕が上がってしまう「五十肩」には要注意!?


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典型的な五十肩という診断だった

神奈川県横浜市に住む62歳の男性は、2013年8月に「終身型」の五十肩と診断されました。最初の症状が出たのは、趣味の水泳から帰宅したあと。棚の食器を取ろうとして突然、右肩に痛みが発生しました。

そして、腕を上げるたびに電気が走るような痛みが出るようになったのです。さらに大変なのが、夜に寝ているとき。右肩が下になると激しい痛みが走るために、何個も枕を使って仰向けに寝るように工夫しています。

発症から2ヶ月、たまらず近所の病院で受診しました。すると「典型的な五十肩」という診断。それならばそのうち治ると思い、リハビリを続けていました。ところが、1年たっても2年たっても、一向に痛みが治まらないのです。


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腱板断裂で手術が必要なほど悪化

とうとう3年がたち、別の大学病院を受診することに…。そのとき初めて、自分がただの五十肩でないことを知ります。また、手術が必要なくらい悪化していることを知ったのです。

「まさか」と思った男性ですが、いま思えばひとつだけ気になることがあったといいます。それは、通常はどうやっても腕を上げられないといわれる五十肩ですが、この男性の場合は「痛くないほうの手で持ち上げる」と簡単に腕が上がったのです。

「終身型の五十肩」は、別名「腱板断裂」といいます。腱板と呼ばれる部位が分裂はしていますが、ほかの関節の部分には炎症がおきていないことがほとんど。このため、補助があれば腕が上がるのが特徴なのです。

■2月5日放送『ためしてガッテン』
【長引く肩の痛みに喝!五十肩&コリ一挙撃滅】

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