血圧を下げる方法!1日10分タオルを握るだけ!!
食事を気にしたり運動してみたりしても、なかなか下がらないのが「血圧」。それが1日10分タオルを握るだけで、血圧を下げる方法があるのです。とはいえ、ただ単にタオルを握ればよいわけではありません。その方法を詳しく見ていきます。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
画期的な血圧を下げる方法とは?
カナダの研究者が開発した、画期的な血圧を下げる方法にアメリカの学会をはじめ世界が大注目しています。その研究者とは、カナダ・マクマスター大学に在籍している高血圧予防のスペシャリストであるフィリップ・ミラー博士です。
ミラー博士らが見つけた血圧を下げる方法は「握力計」を使います。握力計を「30%の力」で「2分握って1分休む」を左右2回ずつ行うだけ。所要時間は約10分、正確には合計11分です。
握力計を使うのは、30%の力を計測するため。実際に検証した結果、平均で10%も血圧が下がるのでした。減塩や有酸素運動などの生活習慣のの改善で下がる血圧はせいぜい「-5mmHg」が上限。ところが握力計を使うと、その2倍以上も血圧が低下します。
ちなみに、比較した有酸素運動は「1日30~60分」を「週5日以上」行いました。一方のハンドクリップは「1日10分」で「週3日」です。
タオルを握って血圧を下げる方法
この画期的な血圧を下げる方法で使用する握力計、じつは家庭にあるタオルで代用できます。ポイントは、タオルを握って指が付かないくらいの太さにして握る…ということ。これでちょうど30%の力になるのです。
血圧が下がる理由は、タオルを握って低下した血流が解放されると、一酸化窒素(NO)が出てくるため。一酸化窒素には血管を広げて、やわらかくする働きがあります。これで血管機能が改善して、血圧が下がるのです。
この血管への刺激が繰り返されることで、血管自体の柔軟性が高まると考えられます。1日10分タオルを握る血圧を下げる方法なら、誰でも手軽にできて天候や体調にも左右されません。開発者であるミラー博士も「タオルメソッドはファンタスティック」とコメントを寄せていました。
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