良性発作性頭位めまい症を自宅で改善する方法
良性発作性頭位めまい症の原因は、三半規管に入り込んだカルシウムのかけら。安静にしているとかえって治りが悪くなります。運動することで、かけらを三半規管から追い出すことが最善の治療法です。それでは、良性発作性頭位めまい症にはどんな運動が効果的なのでしょう?

良性発作性頭位めまい症を改善する
国際的に知られている治療法が「エプリー法」。頭部を細かく動かして耳石を追い出す方法ですか、医師の指導が欠かせません。
そこで、自宅で実践できる良性発作性頭位めまい症を改善する方法を紹介しましょう。それは、仰向けになった状態で、天井を見て10秒、顔を右に向けて10秒、また天井を見て10秒、左に向けて10秒…と行うだけ。頭を左右に傾けることで、耳石のかけらを三半規管内で移動させています。
なお、良性発作性頭位めまい症は、めまいは発作がどれだけ長く続くか、ほかにどんな症状があるかで見分けられます。良性発作性頭位めまい症の場合は、めまいは続いても数十秒です。
良性発作性頭位めまい症の特徴とは
良性発作性頭位めまい症は吐き気を催すことはあっても、難聴や耳鳴りなどの聴覚の症状はおきないのが特徴。めまいの症状か、だんだんと軽くなることも特徴です。
めまいの発作が1~2時間続く場合、内耳の病気であるメニエール病の可能性が大。メニエール病はほとんどの場合、難聴や耳鳴りを伴います。
めまいが1日~1週間も続く場合は、内耳の前庭と呼ばれる部分に炎症がおきる前庭神経炎が濃厚。吐き気や嘔吐、冷や汗を伴います。ウイルス感染が原因と考えられ、投薬と安静な生活で半年ほどで治るケースがほとんどです。
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