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脳梗塞の初期症状で発した言葉「らいじょうぶ」

テレビ東京アナウンサーの大橋未歩さんは、2013年1月に突然「脳梗塞」を発症。当時は34歳、あまりの若さで発症した脳梗塞でした。そのとき、脳梗塞でどん初期な症状が出ていたのでしょう。脳梗塞の初期症状を詳しく見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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脳梗塞の初期症状で発した言葉「らいじょうぶ」


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脳梗塞の初期症状は明らかに違う

脳梗塞の発症の瞬間は1月の頭。夜、寝る前に顔を洗っていると、右手が左手に触れたときに感覚がなかったのです。触っているのに、触られている感覚がまったくありません。何回も「あれ?」と触り直したのを覚えています。

「おかしいな」と思ったものの、とくに気も留めずにクリームを取ろうとしました。すると左手で取ったはずのクリームが、気づいたら床に落ちています。そして、クリームを拾おうとかがんだときに、そのままガクッと倒れてしまったのです。そのあとは、どうにもこうにも立てませんでした。

力がまったく入らないだけでなく、世界が回ってグニャグニャになったような感覚。どう力を入れてよいのかもわかりません。ものすごい焦りを感じていました。それまで貧血で二度ほど倒れた経験がありましたが、脳梗塞の初期症状はそれらとは明らかに違っています。


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脳梗塞の初期症状で救急車を呼んだ

とりあえず散乱したクリームを拭かなきゃいけないと思い、タオルを手にとって床を拭こうとしました。しかし、あまりにフラフラしてしまい、その姿はまるで這いずり回っているかのようです。

その物音に気づいた当時のご主人。その姿を見て「ふざけているのかな」と思ったものの、近づいてきて顔を見たときに、左顔面が引きつっていたのを発見したのです。脳梗塞の初期症状と気づいて、すぐに救急車を呼んだのです。

しかし、大事にしてほしくないという思いから「大丈夫!やめて!!」といおうとしました。しかし、発せられた言葉は「らいじょうぶ」。ろれつが回っていません。それを自分の耳で聞いて「これはマズイな」と思ったのを覚えているそうです。

病院に到着したときには、症状はほぼ治まっていました。しかしその後、脳の精密検査を受けたところ、驚きの診断結果が下されたのです。MRIを撮ったところ、右脳に4か所の「脳梗塞」があるといわれたのです。

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