【朗報】夜間頻尿はお風呂で湯船に浸かると解消
夜間頻尿はシニア世代なら一度は経験したことのある尿トラブル。この昼間は大丈夫なのに夜だけ頻尿という夜間頻尿の原因が心不全という可能性があります。夜間頻尿の解消方法も紹介します。『ジョブチューン』の「医者ぶっちゃけSP」で取り上げられていました。
夜間頻尿の原因は腎臓の血流減少
心臓は、酸素を含んだ血液や栄養を全身に送り出すポンプの働きをしています。このポンプの働きが低下して、全身に血液を十分に送り出すことができなくなった状態が心不全です。簡単にいえば心不全とは、心臓が弱った状態のことになります。
一方で尿は、腎臓で生産される液体状の排泄物です。血液中の水分や不要物、老廃物からなっています。心臓が丈夫であれば腎臓に十分な血液が流れ込みますが、心不全になると腎臓の血流が減少するのです。
こうして心臓のポンプ機能が落ちると、日中に下半身に水分が溜まってしまいます。昼間のうちにその水分を尿として出せない人は、夜に横になるとその水分が血液の中に戻って心臓まで回遊。腎臓への血流も増加して、体がどんどん尿を生産します。これが夜間頻尿の原因です。
夜間頻尿の解消にお風呂が効果的
加齢とともに足に余計な水分が溜まりやすくなる傾向もあります。この場合も、昼間に溜まった余計な水分が寝ている間に血流として心臓へ戻って、夜間頻尿になることもあるのです。
この場合の夜間頻尿の解消にはお風呂が効果的。湯船に体を浸けると、水圧によって足に溜まっていた水分が心臓へ戻りやすくなります。
余分な水分が尿として外に出されるには2~3時間かかるもの。このため就寝4時間前までに入浴すれば、足に溜まった水分を尿として出せます。これで夜間頻尿を解消することができるのです。
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