骨粗鬆症の予防には「カルシウム+コラーゲン」
骨粗鬆症の予防には適度な運動と適切な栄養で骨密度を上げるのが基本。そこに加えて、強くてしなやかな骨には「コラーゲン」が大切な役割を果たすのです。骨粗鬆症の予防には「カルシウム+コラーゲン」の組合せが重要だったのでした。『駆け込みドクター』で紹介されていました。
骨粗鬆症の予防にはコラーゲン
骨は単に硬いだけでなく、木の枝のように「しなる」性質を持っています。そんな骨の柔軟性を生み出しているのが「コラーゲン」。じつは骨の体積の50%はコラーゲンです。
骨の構造は、鉄筋コンクリートにたとえてみると、土台にあたる鉄筋部分がコラーゲン。その周りを固めているコンクリートの役目がカルシウムです。
このように骨粗鬆症の予防にはカルシウムの摂取だけでなく、コラーゲンも大切。しかし、コラーゲンは加齢とともに代謝機能が衰える「コラーゲンの老化」がおこります。
骨粗鬆症の予防には糖分に注意
それでは、コラーゲンの老化を押さえるにはどうしたらよいのでしょう? レバーや唐辛子、バナナのほか、のり、貝類、チーズなどがオススメ。ビタミンBの食材を摂ることを心がけること心がけます。
反対に、骨粗鬆症の予防には糖分の過剰摂取に注意が必要です。コラーゲンに糖分がくっ付くと、骨の老化も進んでしまうからです。そして、骨だけでなく顔のたるみやシワもできてしまいます。「甘いものを食べすぎるとシワが増える」といわれますが、それにはこのような理由があったわけです。
さらに、糖分の摂りすぎによっておこるのが「糖化」。糖化とは、体内にあるたんぱく質と糖が結びつくことでおこります。これが老化のスピードを早めるといわれているのです。
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