子宮内膜症チェックは閉経後の人も確認すべし
子宮内膜症はがん化の可能性もある危険な病気です。そこで、手軽にできる子宮内膜症チェックを紹介します。閉経後でも子宮内膜症が残ることもあので、ぜひチェックしましょう。『みんなの家庭の医学』の「いま気をつけるべき病」で紹介されていました。
痛みでわかる子宮内膜症チェック
子宮内膜症の患者の9割は月経痛の悩みを抱えているとか。なかでも、子宮内膜症特有の痛み方が3つあります。もし1つでも当てはまれば、子宮内膜症の可能性があるので注意してください。
【子宮内膜症チェック】
- 痛みがひどくて鎮痛薬を飲む
- 年齢とともに痛みがひどくなった
- 月経が終わっても数日痛みが続く
子宮内膜症チェックは、閉経した人も試してほしいと専門家は指摘します。閉経後の人でも当てはまるようであれば、子宮内膜症が残っている可能性があるからです。
子宮内膜症チェックの大前提
子宮内膜症チェックの大前提として、月経痛はあるのが当り前…というのは大きな誤解。また、月経痛は病気ではないというのも間違いです。
基本的に正常な月経というのは、お腹が張ったり軽い痛みを感じたり、重い感じがする程度。日常の生活には支障は出ないのが正常です。
ところが、月経痛のある子宮内膜症患者の7割は鎮痛薬を服用。鎮痛薬を飲んでも痛みが治まらずに寝込んでしまう重症の人もいるほどです。鎮痛薬を飲まなければならないほど痛む人は、婦人科を受診するようにしましょう。
■『みんなの家庭の医学』
【いま気をつけるべき病】
卵巣がん検査を閉経後のシニア女性が受ける理由
子宮体がんの原因は太り気味の人ほど多かった
子宮頸がんの原因は閉経後でも安心できない
■「子宮」おすすめ記事
子宮頸がん検診は5年間隔「HPV検査」でOK
子宮頸がんワクチンは1回接種で十分な効果
■「閉経後」おすすめ記事
池上季実子の更年期障害…ホットフラッシュ
身長が縮む!?骨粗しょう症で背骨が圧迫骨折
「骨粗しょう症」8割は女性…危険度チェック
ホットフラッシュの症状を改善する3つの対策