大腰筋トレーニングはイスに座ってできる!
人間は年齢とともにつまずきやすくなるもの。そんなときはインナーマッスルの1つ、大腰筋をトレーニングしましょう。大腰筋トレーニングといっても、本格的な用具や筋トレが必要なわけではありません。激しい動きナシでイスに座ったままできる大腰筋トレーニングの方法です。
大腰筋トレーニングがオススメ
人間は年齢とともに脚を上げる筋肉が衰えるもの。いわゆる高齢者のつまずきの原因になります。自分では脚を上げているつもりが、思ったほど上がっていないのです。
そんなときはインナーマッスルを鍛えましょう。なかでも、上半身と下半身をつなぐインナーマッスルである大腰筋トレーニングがオススメ。骨盤と足の付け根を結ぶ腸骨筋と合わせて「腸腰筋」とも呼ばれる筋肉です。
大腰筋は体に奥にある姿勢や関節を制御するインナーマッスル。ここを鍛えておけば代謝が上がって血流が上昇、痩せやすい体にもなります。さらには、腰痛予防にも効果があるのです。
イスに座って大腰筋トレーニング
さっそく、イスに座りながらできる大腰筋トレーニングを紹介しましょう。このトレーニングはアイソメトリクスと呼ばれる、静的筋力トレーニングで行います。激しく動く必要がないため、手軽に挑戦できるでしょう。
まずイスに浅く腰掛けたら、ひざを90度に曲げてください。上体は背筋を伸ばして、床と垂直になるようにします。ここで右足のひざを軽く持ち上げたら、右ひざに両手をのせるのです。
ここでひざの位置をキープしながら、ひざと両手で押し合います。5秒ほど押し合ったら、今度は左足です。左右5回ずつほど行えば大腰筋が鍛えられて、つまずき予防の効果が現われるはずです。
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