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インナーマッスル「大腰筋」の筋トレで健康に!!

鍛えると転倒予防になる「大腰筋」はインナーマッスルと呼ばれる体の奥にある筋肉。大腰筋を鍛えれば関節痛の予防や改善、さらにはダイエット効果まで得られるのです。そんな大腰筋はちょい足しメソッドで鍛えることが可能。大腰筋を筋トレしてインナーマッスルで健康になる方法を紹介しましょう。



インナーマッスル「大腰筋」の筋トレで健康に!!


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大腰筋を筋トレする階段の1段飛ばし

大腰筋を筋トレするなら「階段の1段飛ばし」がオススメです。大腰筋は腸骨筋と合わせて腸腰筋と呼ばれている重要なインナーマッスル。大腰筋は背骨と足の付け根を、腸骨筋は骨盤と足の付け根を結んでいます。

大腰筋のおもな働きは、足を前方に振り出すことです。この大腰筋が衰えて足が上がりにくくなると、つまづきの原因となってしまいます。最近、よくつまづくようになった人は大腰筋の衰えが原因かもしれません。

そんな大腰筋を筋トレするなら、階段を上るときに1段飛ばしにするのです。すると、普通に1段ずつ上るよりひざが自然と高く上がります。足を前方に振り出すインナーマッスルが、より筋トレできるというわけです。


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大腰筋を筋トレするポイントとは

大腰筋の筋トレをちょい足しメソッドで実践する階段の1段飛ばしのポイントは、姿勢を崩さないようにすること。骨盤が前や後ろに傾いてしまうと、大腰筋の筋トレ効果が半減してしまいます。

骨盤を垂直に立てた状態をキープしながら、階段を1段飛ばしするようにしましょう。このとき、足先ではなく足裏全体で階段を捉えるように意識すると、骨盤を垂直にキープしやすくなります。

この階段の1段飛ばしをふだんの生活でちょい足しで行うだけで、大腰筋を筋トレすることが可能。続けていけば関節痛の予防や改善、ダイエット効果まで、さまざまな健康効果が期待できるのです。


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大腰筋の筋トレに骨盤トライアングル

ちょい足しメソッドで大腰筋の筋トレを行うなら、階段を上る前に「骨盤トライアングル」で骨盤の角度を確認するとよいでしょう。左右の腰骨の出っ張った部分に手の平を、恥骨に中指の先を当ててください。

このとき、両手の内側で親指と中指で作る三角形が骨盤トライアングルです。この骨盤トライアングルが地面と垂直になるように、骨盤の前傾・後傾を調整して骨盤の角度を調整します。

そして、角度が垂直になったら、骨盤トライアングルが平らになることをイメージしながら、足を引き上げて階段を上るわけです。背すじは伸ばしてピンと真っ直ぐのまま。足の付け根から腹部の奥にある大腰筋を筋トレすることをイメージします。

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