鼻づまりツボ「自律神経の天柱と即効性の迎香」
鼻づまりに効くツボは、自律神経に作用する「天柱(てんちゅう)」と鼻に直接的に働きかける「迎香(げいこう)」の組み合わせが効果的です。鼻づまりツボへの刺激を1日1分続けることで、鼻づまりなどの鼻トラブルは解消します。鼻づまりに効くツボについて詳しく見ていきましょう。
鼻づまりツボの天柱は首の後ろ
鼻づまりツボの1つ天柱があるのは首の後ろ。うなじにある有名なツボで、自律神経系に作用するのが特徴です。うなじには太い僧帽筋が2本通っていますが、その外側の上端部分、頭につながるところに位置しています。
天柱は頭部にあるツボのなかでも重要なもの。鼻づまりだけでなく血圧の安定に効果的なツボとしても、昔からよく知られています。自律神経と関連があるツボなので、心身の疲労回復やストレス解消にも効果的です。
この鼻づまりツボをマッサージするときは、あごを少し上げ気味にして頭全体を両手で押さえて、左右の親指の先で指圧します。痛みを感じない程度に、親指をグーッと入れるようなイメージで力をかけてください。
鼻づまりツボの迎香は小鼻の脇
もう1つの鼻づまりツボの迎香は、鼻柱の左右のもっともふくらんだ小鼻のすぐ脇に位置するツボです。手で触ると少しくぼんでいるのがわかるでしょう。迎香には鼻水の分泌を抑制する働きがあります。
この鼻づまりツボは、5秒ほど押すだけで鼻水のコントロールが可能。ほかにも、鼻腔内のむくみをとったり、嗅覚の不調や以上を調整する効果が期待できます。この迎香を人差し指の脇で、鼻をつまむように指圧してください。
鼻づまりツボはきつく押さえつけるのではなく、鼻を両脇から挟んで静かに押すイメージ。迎香から目じりに向かって軽くなでたり、押し上げたりするマッサージも有効です。
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