長期的には危険だった!炭水化物ダイエット
「炭水化物を抜けば好きなだけ食べてもいい」はホントでしょうか? じつはこれ「ウソ」なのだとか。なぜなら「安全性」というものが、まだ十分に確立されていないからです。3月5日放送『駆け込みドクター!』の「解決!ダイエットの7つのウソ!?ホント!?」で紹介されていました。
炭水化物ダイエットは短期的に効果
国立国際医療研究センターが欧米の27万人を対象に行った、糖質制限がどれくらい体によいかという調査があります。それによると、炭水化物の摂取量が少ないと死亡率が31%高いという結果が出ているのです。
短期的なダイエットとして、ご飯などの炭水化物を抜くという食事制限は、一定の効果があることがわかっています。ただし、長期にわたって抜くというのは、まだ不明の部分が多いのです。
「好きなだけ食べてもいい」というのも誤解を招きます。炭水化物を減らして脂質やタンパク質を増やすと「動脈硬化」を引き起こす危険性があるのです。
糖尿病の治療をしている人なら、糖質制限をしたほうがよいのは事実。しかし、いま何も病気がない健康な人が長期的に行うのはふさわしくありません。バランスよく、全体的に少なくすることが大切です。
■3月5日放送『駆け込みドクター!』
【解決!ダイエットの7つのウソ!?ホント!?】
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