すぐ寝れる方法はクーラーを27度に設定すること
1年で一番、病院に睡眠に関する相談に来る患者が増えるのが真夏と真冬。とくに寝苦しい夜が続く夏は、どうすれば快適な睡眠環境を作れるのでしょうか? そこで暑い夏の夜でもすぐ寝れる方法を紹介しましょう。『駆け込みドクター』の「快眠術で健康になる」で取り上げられていました。
すぐに寝れる方法はクーラー27度
夏の夜、寝る前にクーラーを止めるの人も多いでしょう。じつは寝る前にクーラーを切ると寝つきを悪くします。というのも、クーラーを停止して上昇するのは湿度だからです。
人は汗が蒸発することで体内の熱を外に逃がし、体温を下げています。しかし、湿度が高いと汗をかいても蒸発せず、体内に熱がこもって寝苦しくなってしまうのです。
快適な睡眠環境は、室温が27度、湿度が50~60%といわれています。クーラーは27度に設定して、就寝中もつけたままにしておくのがすぐに寝れる方法。クーラーが苦手な人は、窓を開けるなどして空気を循環させるとよいでしょう。
すぐ寝れる方法はお腹にだけ布団
暑い季節に全身を覆うように布団をかけるのは、すぐ寝れる方法とは真逆。寝つきを悪くします。人は睡眠中に手足から熱を放出することで体温を下げ、スムーズに眠りにつくことができるからです。
効率よく熱を放出するために、お腹にだけ布団をかけるのがすぐ寝れる方法。こうすると、手足から熱が逃げやすくなるのです。
すぐ寝れる方法には、扇風機の風の当て方もあります。扇風機の風が体に直接あたって熱が奪われすぎると、手足の末端が冷えて睡眠を妨害。扇風機の風は体に直接あたらないよう、壁に向けるのが正解です。
壁にあたった扇風機の風で室内に気流が発生。この気流が適度に体の放熱を促して、快適な睡眠になるのです。人が寝ていて気流がないと、部屋の中に温度差と湿度差ができてしまいます。部屋全体をかくはんさせることが、温度と湿度のムラをなくすことが大切なのです。
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