脳年齢テストをしながら認知症を予防する方法
デジタル認知症をご存じですか? おもな症状は物忘れがひどくなることで、いま若い世代に急増しています。そこで脳年齢のテストにもなって、かつ認知症の予防にもなる色読みテストを紹介しましょう。『駆け込みドクター!』の「認知症の新常識SP」で紹介されていました。
脳年齢をテストしつつ認知症予防
いまや生活必需品ともいえるスマートフォン。しかし、依存しすぎるとおこる「デジタル認知症」があるのです。
デジタル認知症のおもな症状は「書けたはずの漢字が書けない」「昨日食べたものを忘れる」「自宅の電話番号・人の名前を思い出せない」など。いわゆる認知症とおなじょうに、物忘れがひどくなるといいます。
スマホを使う時間の目安としては1日4時間くらいが限界。デジタル認知症は一過性のものかもしれませんが、それが3~5年と続いていくと本物の認知症につながっていく可能性があるのです。
そこで、脳年齢をテストしつつ認知症予防にもなる「色読み脳年齢テスト」を紹介します。これは、行頭に「色」と書かれている行は、漢字ではなく文字の色を読むもの。行頭に「読み方」と書かれている行は、文字の色ではなく漢字を読むのです。
脳年齢テストは脳の前頭葉を活性化
このテストは最後までかかった時間で、自分の脳年齢がわかるというもの。20秒以内なら「20代」、25秒以内で「30代」、30秒以内なら「40代」、35秒以内が「50代」、40秒以内が「60代」、50秒以内が「70代」です。
色読み脳年齢テストは、脳年齢がわかるだけではなく、脳の前頭葉を活性化するので、認知症予防にも効果があるのです。というのも、このテストで使われるのが脳の前頭葉。前頭葉は思考や創造性を担う、脳の最高中枢といわれる部位になります。
認知症になると、この前頭葉の機能が衰えてくるため、意欲が低下したり計画を立てて実行することが困難になるのです。とはいえ、テストの結果はあくまで目安。楽しみながら定期的に続ければ、脳が鍛えられます。
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