どんなキウイフルーツも当たりにする方法がある
キウイフルーツは固くて酸っぱいハズレに当たることもしばしば。そこで、どんなキウイも「当たり」にする方法を紹介しましょう。それはキウイフルーツをゴツンとするのです。『ためしてガッテン』の「キウイの帝王が伝授」で紹介されていました。
キウイフルーツは収穫後も熟さない
フルーツといえば、もぎたてが一番おいしいイメージがあります。しかし、もぎたてのキウイフルーツは、固くて酸っぱくて食べられたものではありません。
なんとキウイフルーツは、木の上では熟さない果物。そして、収穫してから2か月経過したキウイを見ても、これまだ固いまま。キウイフルーツは、収穫したあとも熟さない果物なのです。
キウイ農園でどのように熟させているかというと、キウイフルーツを入れた発泡スチロールに「エチレン」というガスが発生する薬剤を使用。キウイ狩りに来た人にはエチレン剤を渡して、収穫したキウイを家で熟させているのです。
キウイフルーツをゴツンとする
そして、エチレンを用意せずにもっと簡単にキウイフルーツをおいしくさせる方法があります。それは、キウイフルーツを「ゴツンとする」こと。ゴツンとやると、そのストレスでキウイフルーツ自身がエチレンを放出するのです。
具体的には、テーブルの平らなところにキウイフルーツをぶつけるだけ。軽くへこむくらいの力加減。一箇所だけやわらかくなったな…くらいがよいでしょう。何個かキウイフルーツがあるなら、そのうちの1個だけゴツンとするだけでOK。同じ袋で常温保存しておけば、まわりのキウイも熟していきます。
とはいえ市販されているキウイフルーツの多くは、エチレンがかけられた状態。ゴツンとする必要はありません。ただし、うまくかかっていなかったりするケースも存在。こういった場合は、ゴツンとするとキウイフルーツがおいしくなるのです。
■『ためしてガッテン』
【キウイの帝王が伝授】
キウイの栄養度はヨコでなくタテに押すとわかる
キウイフルーツいびつなじゃがいも型がおいしい