腰が重いなら股関節のゆがみリセット法が効果的
劇団「ワハハ本舗」の梅垣義明さんは、疲れてくると腰が重い状態になるといいます。しかし梅垣さんは、以前から姿勢がよいことでよくほめられるとか。梅垣さんの腰が重い原因とリセット方法を紹介します。『駆け込みドクター!』の「体のゆがみを矯正SP」で取り上げられていました。
腰が重いのは腰部脊柱管狭窄症かも
梅垣さん本人いわく、ムダに姿勢がよいといいます。マネージャーとの打ち合わせも、背筋を伸ばして正座。正座のほうが楽だといいます。
しかし、診断では「姿勢が全然ダメ」とのこと。全身写真を見てみると、明らかに右肩が上がってしまっています。さらに「腰部脊柱管狭窄症」の疑いもあるといいます。
腰部脊柱管狭窄症は背骨の変形で、脊髄の通る管が狭くなった状態のこと。血管や神経を圧迫して、足の痛みやしびれ、腰が重い症状を引き起こします。梅垣さんの場合、症状を悪化させないためには、股関節を柔らかくして腰への負担を減らす必要があるのです。
腰が重い症状が緩和されていく
そこで「股関節のゆがみリセット法」を紹介しましょう。腰は反らさずに体をまっすぐのままにすることがポイントです。
股関節のゆがみリセット法は、イスの背に左手をのせて立って左足を前に出すところからスタート。体を正面に向けたまま、右斜め前へお尻を突き出してください。
骨盤の前の筋肉が伸びるので30秒ほどキープするのです。左右3~4セットずつ行います。実際にこの股関節のゆがみリセット法を試してみると、骨盤周りの筋肉が伸びていることが実感できるはずです。
こうして筋肉をほぐしていけば、股関節のゆがみが解消。腰が重い症状が減って、痛みが緩和されていくでしょう。
■「腰が重い」おすすめ記事
仙腸関節ストレッチでオフィスで腰痛を改善
腰痛改善インナーマッスルが脊柱起立筋と腸腰筋
腰の痛みは「お尻」で治る!金メダリスト実践のストレッチ法
1日5分「仙腸関節ウォーキング」で腰痛予防
新型腰痛「脊髄終糸症候群」手術で完治する
腰痛を予防するなら2つの枕を離して置くべし
注射も効かない腰痛は「一本の糸」が元凶!?
腰痛の新原因「股関節の異常」2つの原因