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シシー・スクワットで鍛えられる運動能力は何?

シシー・スクワットとは、ひざから上をまっすぐにしたまま、つま先立ちでひざを曲げ伸ばしする筋トレメニュー。立った姿勢からひざの曲げ伸ばしをするのは通常のスクワットと同じですが、動きはまったく違っています。あえてシシー・スクワットをやることで鍛えられる運動能力は何なのでしょう?



シシー・スクワットで鍛えられる運動能力は何?


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シシー・スクワットは上体を倒す

立った姿勢からひざの曲げ伸ばしを行う筋トレメニューがスクワット。通常はひざがつま先より前に出ないように腰を落とすの基本です。ところが、あえてつま先よりもひざを前に出すメニューがスクワットにはあります。

それがシシー・スクワットと呼ばれるもの。やり方は両足を肩幅に開いて直立したら、ひざから上はまっすぐに伸ばしたまま、つま先立ちでひざを突き出します。そして、上体を後ろに倒していくのです。

手は地面に対してまっすぐに下ろしておき、かかとに手が触れるまでひざを曲げたら元の位置にゆっくり戻ります。シシー・スクワットでうまくひざを曲げられないという人は、イスの背もたれに片手をかけて行うとよいでしょう。


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シシー・スクワットで鍛える筋肉

ちなみに、シシーは「女々しい」という意味。しかし、筋トレメニューとしてはきつい部類に入ります。ひざに痛みがある場合は、無理に行わないでください。シシー・スクワットは10回を1セットにして3セットが基本です。

シシー・スクワットで鍛えられる筋肉は、太ももの前面にある大腿四頭筋になります。このほか、付随して鍛えられるのが背骨を支える脊柱起立筋やお尻の大殿筋、すねの前面にある前脛骨筋などの筋肉です。

あえて通常のスクワットではなく、シシー・スクワットを行うのは大腿四頭筋を徹底的に鍛えることが目的。歩いたり走ったりするときの踏み出す力が強くなります。そのほか、坂道が上りやすくなったりする効果も期待できるでしょう。

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