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呼吸が浅いかのポイントは「息を吐き切れるか」

呼吸が浅いかのポイントは「息を吐き切れるか」にあります。じつは呼吸は、吸うことより吐くことのほうが大事。吸う力と吐く力がまったく違っているからです。そこで、呼吸が浅いかどうかをティッシュペーパーでチェックする方法を見ていきます。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



呼吸が浅いかのポイントは「息を吐き切れるか」


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呼吸が浅いかどうかをチェックする

運動不足の人や高齢者、病気を持っている人の、いろいろなひずみが出現するのが呼吸。いずれも浅い呼吸になっているといいます。具体的には、吸うのは簡単ですが、吐くときに意識が向いていないのです。

人間の肺はCTで調べると、だいたい7リットルくらい空気が入っています。ところが、肺活量の検査などで一生懸命、吐いたとしても6割ぐらいしか出ないのです。ふだんの呼吸で吐いている量は、500ml程度しかありません。

私たちはふだん何気なく呼吸していますが、じつはこのとき肺の機能のごく一部しか使えていないということ。だからこそ、呼吸が浅いかどうかは「息を吐き切れるか」でチェックすることができます。


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呼吸が浅いともうひと吐きできない

呼吸が浅いかをチェックするのに用意するのはディッシュペーパー1枚だけ。やり方もとても簡単です。まず両手でティッシュペーパーの端を持ち、顔の下半分を覆うように掲げます。

ティッシュペーパーを顔から10㎝ほど離したら準備完了。大きく息を吸ってから、ティッシュペーパーを揺らすようにゆっくりと息を吐き続けます。ポイントは吐き切ったと思ってから。さらに、肺から空気を絞り出すように息を吐くのです。

この最後のもうひと吐きができるかどうかが、呼吸が浅いかどうかのチェックポイント。一度、吐き切った状態でもまだ肺には空気が残っています。もうひと吐きができない人は、呼吸が浅い可能性があるのです。

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