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切れ味の悪くなったハサミが復活する裏ワザとは

どの家庭でも1つや2つは「切れ味の悪いハサミ」があるはず。しかし、どんな切れないハサミでも瞬時に切れるようにしてしまう裏ワザがあるのです。ハサミの切れ味を挙げるのに参考になるのが、切り絵師が使うハサミと植木用の枝切りバサミなのでした。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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ハサミの切れ味は刃の合わさり具合

そもそも、ハサミの切れ味は刃の合わさり具合で決まります。ハサミとは包丁のように刃でものを切るのではなく、挟む力で切るものです。

たとえば、細かいハサミ使いが必要な切り絵師は、わざとハサミのネジをゆるめて刃の合わさりを空けています。そのまま使うと紙は切れませんが、指穴に入れた中指と薬指を手前に引くことで、刃の合わさりを調整。ハサミのONとOFFの状態を作り出すことで、細かい切り絵を可能にしていました。

そして、ハサミでものが切れない原因は、切るものが刃の上を滑って移動してしまうことにあります。この滑りを抑えられれば、ものをスムーズに切ることが可能。その滑りを抑えられる角度が、じつは「30度」なのです。ハサミを少し閉じて刃と刃の角度を30度くらいにすると、切れ味よくスパッと切れます。


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ハサミの刃と刃の角度を30度にする

ところで、植木を普通のハサミで切ろうとすると、滑ってなかなか切れません。しかし、植木用の枝切りバサミなら切れ味よくスパッと切れます。

これは、枝切りバサミの一方の刃が真っ直ぐではなく弓のように反っているため。じつはこれ、ハサミを大きく開いても小さく開いても、刃と刃の角度が常に30度になるようにする工夫なのです。

つまり、切れ味の悪いハサミを瞬時に切れるようにする裏ワザとは、まずは刃が合わさるようにして切れ味を回復させて、刃と刃の角度を30度にするように切ること。ぜひ一度、試してみてください。

■4月23日放送『ためしてガッテン』
【ハサミ!知られざる力 何でもジョキジョキ技】
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