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リンパの流れをよくする腹式呼吸のやり方とは?

全身のリンパの流れを簡単に改善できる方法を紹介しましょう。それが免疫力がアップして病気になりにくい体になれる「リンパ呼吸」です。リンパ呼吸といっても難しいことはありません。横になって10分間、腹式呼吸をするだけです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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リンパの流れをよくする腹式呼吸のやり方とは?


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リンパの流れをよくする乳び槽とは

全身にはリンパ管が張り巡らされており、その中をリンパ液が流れています。リンパ管の途中にある丸くふくらんだ部分は、リンパ液がたくさん溜まっている部分。リンパ節と呼ばれています。

そして、注目すべきはちょうどお腹のあたりにリンパ節と比べてもひときわ大きく膨らんでいる部分。この場所こそが、リンパの流れをよくするために重要な「乳び槽」です。

乳び槽とは体の中でもっとも多くリンパ液が溜まる部分。場所は、内臓の奥の背中に近いところになります。この乳び槽を刺激するのが腹式呼吸。腹式呼吸でお腹がふくらむと、体内でその圧力が伝わり、乳び槽が押されてリンパ液が流れます。


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リンパの流れをよくして冷え性改善

リンパの流れをよくするリンパ呼吸の具体的なやり方は、まずは横になってへそあたりに両手を置きます。最初に7~8秒かけて鼻から息を吸いながらお腹をふくらませたら、10秒以上かけて口から息をゆっくり吐きながらお腹をへこませます。

リンパ呼吸はお腹をへこませると同時に、手でおへそ周辺を押すのがポイント。その圧力が乳び槽に伝わって、全身にリンパ液が流れていくのです。1日10分ほどのリンパ呼吸を毎日続けると、リンパの流れがよくなって免疫力がアップします。

リンパの流れをよくすることで期待できる健康効果の1つが冷え性の改善です。体を冷やすような心当たりがないのに、いつも手足が冷たいという人は、ぜひリンパ呼吸を実践するとよいでしょう。

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