ジュースの砂糖が世界中で課税されている理由
ジュースの砂糖が世界中で規制されはじめています。ジュースの砂糖に税金がかけられる国が続出しているのです。砂糖は肥満の原因となるだけでなく、中毒性があることもわかってきました。各国がジュースの砂糖に課税をするようになったのです。『ガッテン』で紹介されていました。

ジュースの砂糖に10%程度の税金
イギリスではいま砂糖がとてもホットな話題。2016年3月、なんとジュースなどに含まれる砂糖に10%程度の税金がかけられることになったのです。その理由は肥満にあります。
イギリスの肥満率は24.9%と、社会問題になるほど。街の声も「砂糖の摂取を減らすにはいいアイデア。中毒性もあるし健康によくないから」「砂糖は嫌いだから毎日気をつけている。基本的に砂糖は必要最低限しか使わない」など肯定的な意見が聞かれました。
砂糖への課税はイギリスだけではありません。アメリカ・カリフォルニア州バークレー市では、市民団体が「砂糖はもういらない」と声を上げ、住民投票によって2015年からジュースへの課税が決まったのです。
ジュースの砂糖が体によくない認識
住民団体の代表者は「今回の運動で住民の意識が完全に変わり、砂糖を含んだジュースは有害なものとして批判的な目で見られるようになってきている」と話します。
ジュースの砂糖が課税されているのはイギリスやアメリカにとどまりません。フランスやフィンランド、ハンガリー、メキシコなどでもジュースへの課税が行われています。
すなわち、ジュースの砂糖などによる糖分の摂りすぎが体によくないということは、世界中が認識しているということです。ジュースに含まれる砂糖の量に注意したいところです。
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