ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

夫婦の会話で記憶力アップ「ほめあい作戦」

脳の神経ネットワークを増やし、記憶力を改善して認知症予防をするには、ふだんから新しい言葉を使って会話することが重要。ここで大切になるのが「夫婦の会話」です。2月4日放送『みんなの家庭の医学』の「老けない身体を作る新事実SP」で紹介されていました。



スポンサーリンク
100-6

歳とともに外出する機械が減ると、会話量も自然と落ちてきます。そのとき夫婦間の会話がなければ、脳の老化は進む一方です。いまから夫婦の会話を増やしておくことが、記憶力改善と認知症予防につながります。

とはいえ、年月を重ねると夫婦の会話はおのずと減るもの。お互いが空気のような存在になってしまいます。そこで、夫婦の会話を増やして脳を活性化させる、画期的な方法を紹介しましょう。

それは「ほめあい作戦」です。やることはいたってシンプル。ふだんの生活の中で、なるべく多く相手のことをほめるだけ。そうすることで、相手のよいところを探すなど、自然とお互い興味がわき、会話も増えると考えられるのです。

実際に、結婚して25年のベテラン夫婦に体験してもらいました。最初はなかなかほめる言葉が出てきませんが、2日目くらいから会話のキャッチボールが開始。それまではほとんど会話をしなかった2人にとっては大きな変化です。こうして4日間の「ほめあい作戦」を過ごしました。

そして、最後に記憶力テストを行います。すると、夫婦とも成績が「20%」以上もアップしたのです。近ごろ夫婦の会話が減ったと思う人は、ぜひ試してみてください。

■2月4日放送『みんなの家庭の医学』
【老けない身体を作る新事実SP】

長寿の秘訣「アディポネクチン」分泌の方法
血管を若く保つなら「青魚」と「赤ワイン」
浅草の高齢者の記憶力が衰えない理由とは?
なぜ英語を話すことが脳の活性化によいか?
「絵本の読み聞かせ」が認知症予防に効果的
夫婦の会話で記憶力アップ「ほめあい作戦」

■「記憶」おすすめ記事
「記憶力」は大人になってからもアップする
軽度認知障害の人の記憶力を向上させる方法
記憶力がアップする食べ物はカレーだった!!
記憶力アップには自宅の間取りをイメージする

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事