血管を若く保つなら「青魚」と「赤ワイン」
血液を若く保つ善玉ホルモン「アディポネクチン」は、100歳を超えても健康な人は、平均の2倍も多く多く分泌されています。すなわち、アディポネクチンこそが「長寿の秘訣」なのです。どうすればこの善玉ホルモンの分泌を増やすことができるのでしょう? 2月4日放送『みんなの家庭の医学』の「老けない身体を作る新事実SP」で紹介されていました。
アディポネクチンの分泌を促す食材としては「青い魚」が効果的です。詳しいメカニズムはわかっていないものの、魚の油に多く含まれる「EPA」や{DHA」がアディポネクチンを増やすと考えられています。
さらには「赤ワイン」も注目されています。2009年に発表された論文では、赤ワインを「1日1杯半」ほど飲むと、3週間後にはおよそ「3割」もアディポネクチンが増加したのです。
また、2013年10月には東京大学の研究グループが、アディポネクチンを強める内服薬を発見しました。これによって、肥満にともなうさまざまな疾患や短命を克服し、健康長寿の実現につながると期待されています。
■2月4日放送『みんなの家庭の医学』
【老けない身体を作る新事実SP】
長寿の秘訣「アディポネクチン」分泌の方法
血管を若く保つなら「青魚」と「赤ワイン」
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