便秘の原因！日本人は洋式トイレに向いていない

日本人が便秘でふんばってもなかなか便が出ない原因に「洋式トイレ」があるのをご存じですか？　日本人と西洋人では顔や体型が違うように、腸の形も違います。それが日本人の便秘の原因なのです。『ジョブチューン』の「医者ぶっちゃけSP」で取り上げられていました。

洋式トイレが日本人の便秘の原因

日本人はもともと、和式トイレを使っていました。洋式トイレは西洋から入ってきたもの。西洋人に合ったトイレということです。これまで和式トイレが使われてきたのは、日本人の腸の形に合っているから。腸の形に合っていない洋式トイレを使っていることが日本人の便秘の原因です。

日本人と西洋人の直腸の形を比べてみると、座っている状態だと西洋人は上から下へまっすぐ伸びています。それに比べて日本人は、肛門の直前で曲がっていることが多いのです。

体を左側面から見ると、直腸がちょうど「く」の字の形に曲がっています。和式トイレの場合、かがむことでお腹に力が入る形になり、直腸が後方に引っ張られます。すると「く」の字だった部分がまっすぐになって、便が引っかかることなくよく出るようになるのです。

しかし、日本人が洋式トイレに座っただけでは、曲がった部分に便が引っかかってしまってなかなか出ません。これが、日本人に向いていない洋式トイレを使っていることが便秘の原因となるメカニズムです。

さらに、洋式トイレで便秘のまま無理やり便を出そうとすると、曲がった部分が切れ痔になることも多いのだとか。実際、和式トイレに変えた途端に便秘も切れ痔も治ったという人も多いといいます。

とはいえ、世の中は洋式トイレばかり。和式を見つけるのは難しいのが現状です。そんなときは、足に台を置いて座るのがおすすめ。足の位置を便座の高さに近づけることで、直腸の形がまっすぐになるのです。台がない場合は、足をつま先立ちにしたうえで体を前に倒す…という方法でも効果があります。