胃痛の3大原因!暴飲暴食・ピロリ・ストレス
胃痛の原因はおもに3つあります。それが「暴飲暴食・ピロリ菌・ストレス」です。それらが3大原因で胃痛がおきるメカニズムと、その正しい対処方法を見ていきましょう。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。
ピロリ菌は胃壁を傷つける細菌
胃痛の原因の1つめは暴飲暴食。食べすぎなどで胃に負担がかかると、消化不良をおこし食べ物が胃に長く留まります。すると、溜まった食べ物を消化しようと胃酸が大量に分泌。胃の粘膜が荒れてしまいます。
そのため、むかつきやもたれ、痛みなどの症状が出るのです。極端に辛いものや脂っこいもの、冷たいものなどを食べることでも胃痛はおこります。対処法はもちろん、それらを暴飲暴食をやめることです。
胃痛の原因の2つめはピロリ菌。ピロリ菌は胃に住み着く胃壁を傷つける細菌です。日本人のおよそ3500万人が感染しているといわれ、その割合は3人に1人ということになります。
このピロリ菌が原因で、胃炎や胃潰瘍を引き起こす場合があるのです。感染していた場合、薬を飲むことでほとんどが除菌できます。
ストレスによる胃痛は運動習慣で解消
そして、胃痛の原因の3つ目はストレスです。体の器官の中で、胃はもっともストレスの影響を受けやすいといわれています。仕事の悩みや人間関係がぎくしゃくしているなど、ストレスを感じたときに胃が痛くなることがあるのはご存じのとおりです。
ストレスによる胃痛の自律神経のバランスの乱れが原因。そして、そのバランスを整えるのにもっとも手軽な方法が「運動習慣」です。
運動は交感神経が緊張した状態から、休んだときに副交感神経が優位になります。自律神経のバランスを整える訓練が運動によってできるのです。これによりストレスを溜めない体つくりを目指しましょう。
■8月24日放送『駆け込みドクター!』
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