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フラダンスで15kg減!インナーマッスル効果

簡単に楽しくできる「インナーマッスル」を強化する運動があります。それがハワイの伝統舞踊「フラダンス」です。インナーマッスルのなかでもとくに、大腰筋に効果があります。インナーマッスル運動に効果的なフラダンスの基本ステップも解説しましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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フラダンスで15kg減!インナーマッスル効果


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インナーマッスルの大腰筋に効果

ダイエットに効果的なインナーマッスルですが、それを鍛えるには筋トレのように毎日地道に継続する必要があります。とはいえ、ストイックに続けるのはなかなか難しいものです。一方で、ダンスのような音楽に合わせて体を動かすものなら、飽きも来ないし楽しくやれます。

なかでもフラダンスは運動強度がきつくないため、中高齢者にも適した運動。すなわち、無理なく楽しんで続けられるインナーマッスル運動なのです。実際、62kgあった体重が47.5kgとマイナス15kgのダイエッができた人もいました。

フラダンスの一見ゆったりとした動きが、インナーマッスルを効果的に鍛えてくれます。手を美しく自由に動かすには体幹をしっかりさせなければならず、重心もなるべく低くしなければなりません。フラダンスは常に中腰の姿勢で行うため、踊りながら自然と下半身の筋肉やインナーマッスルが鍛えられるのです。

とくに、インナーマッスルの代表格である「大腰筋」に効果が現れます。フラダンス教室の生徒34名の大腰筋の断面積について、平均値をダンス開始前と2年後とで比べてみると「11.6→12.6」に増加。しかも、体重や体脂肪率、内臓脂肪の数値がすべて減っていました。


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インナーマッスルに効果的なステップ

そこで、インナーマッスル運動に効果的なフラダンスの基本ステップを紹介しましょう。まずは、なるべく姿勢よく立ちます。足と足は平行にしてこぶし1個半~2個分ほど開いてください。上半身をそのままにして自然に腰を落としてひざを曲げましょう。

この重心を落とした状態でステップを行います。重心が上下動しないように、上半身も左右にぶれないように行ってください。フラダンスのステップの基本は体重移動です。左右のかかとの上に交互に体の重心が来るように、ゆっくりと体重を移動させましょう。

この体重移動をしながら、右に2ステップ進みます。右にステップするときは右手を伸ばして、左手は左の胸の前に持ってきてください。「1」で右足を踏み出し「2」で左足を右足に揃えます。「3」で右足を出したら「4」でまた左足を揃えてください。

ステップは左右に2歩ずつ。このとき大切なのは、出した足を追いかけるように、あとから重心を移動させること。これを交互にゆっくり繰り返します。ポイントは「姿勢を正しく」「ゆっくりと」「楽しく行う」ことです。

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