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ぎっくり腰の原因は一瞬の動きでなく蓄積にあり

寒さで筋肉が硬くなる冬は、ぎっくり腰が多発するシーズンでもあります。ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」。突発的におこる腰の痛みすべてを総称しています。じつはぎっくり腰の原因は、一瞬の動きでなく疲労物質の蓄積にあるのです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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ぎっくり腰の原因は一瞬の動きでなく蓄積にあり


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ぎっくり腰の原因は負荷の蓄積

たしかに、ぎっくり腰の原因となるのは無理な体勢のときの一瞬の負荷。しかし、ぎっくり腰になる前には腰である現象がおこっているといいます。それは「負担の蓄積」です。

たとえるなら、ソーセージを折り曲げるように力をかけ続けると、ある臨界点を超えるとプチッと割れてしまうようなもの。ぎっくり腰をおこす原因は一瞬の動きでなく、日ごろの腰へのストレスが大きく影響しているのです。

ここで利き手や利き足があるように、体の左右にあるものは優位性が生じるもの。じつはお尻も例外ではなく、利き尻とそうでなくお尻が存在。ぎっくり腰の原因はこの利き尻が関係しているのです。


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ぎっくり腰の原因は骨盤の傾き

そして、ぎっくり腰の原因となるのは、座るときに効き尻への偏りすぎ。実際に、ぎっくり腰経験者を圧力がどこにどれくらいかかるかを計る分圧計で計測すると、やはり利き尻側に体重が偏っていました。

こうして、利き尻に偏りが出てしまうと、骨盤が自然と傾いた状態になってしまいます。すると、頭で体のバランスをとろうとするため背骨が湾曲。知らないうちに体が歪んでしまうのです。

歪んだ姿勢が定着してしまうと、無理な姿勢を維持するために腰の筋肉や靭帯などに徐々に疲労物質が蓄積します。それが積み重なった「負荷の蓄積」こそが、ぎっくり腰の原因というわけです。

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