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骨粗鬆症予防にカルシウムだけ摂るのは大間違い

骨粗鬆症予防といえば骨の材料となるカルシウム摂取をイメージする人が多いでしょう。しかし、骨粗鬆症の予防にカルシウムだけ摂っていればよいというのは大間違い。カルシウムだけ摂っていも骨粗鬆症になるのです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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骨粗鬆症予防にカルシウムだけ摂るのは大間違い


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骨粗鬆症予防は骨の破壊を抑制

骨は古くなった骨を破壊する破骨細胞と、骨を修復する骨芽細胞のバランスが保たれることで、丈夫な骨に作り替えられています。この骨を修復をするときに使われるのがカルシウムです。

カルシウムはが必要なのは確かですが、20代前半をピークに徐々に破骨細胞は増加。修復を助けるカルシウム摂取だけでは、破壊のスピードに追い付きません。このため、骨粗鬆症予防は骨の破壊を抑制することが重要になってきます。

そして、最新の研究で骨の破壊を抑制してくれる飲み物が紅茶と判明しました。紅茶に含まれるテアフラビンという成分が、骨を破壊する破骨細胞を減らす効果がるということが新たにわかったのです。


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骨粗鬆症予防には夕食後に紅茶

テアフラビンとは紅茶の赤い色の元になる成分で、茶葉を発酵させるときにできるもの。最新研究によれば、破骨細胞の抑制に効果のあるテアフラビンがもっとも多いのはアッサムティーです。

さらに、テアフラビンのパワーを発揮するためには飲むタイミングも重要になります。破骨細胞も骨芽細胞も、活性化するのは寝ているとき。このため、紅茶を飲むなら夕食後がおすすめです。

ただし、紅茶にはカフェインが多く含まれているため、飲みすぎには注意しましょう。骨粗鬆症予防にはカルシウムだけでなく、紅茶のテアフラビンをうまく取り入れるのが新常識です。

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