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めんちょうが鼻にできたニキビという大きな誤解

めんちょうは鼻にできたニキビと誤解している人が多いはず。しかし、めんちょうは顔にできたおできのこと。ニキビとは成り立ちがまったく異なります。しかも、対処法を間違えるとめんちょうは跡になってしまうこともあるのです。めんちょうとニキビの見分け方を紹介しましょう。



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めんちょうが鼻にできたニキビという大きな誤解


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めんちょうとニキビは菌が違う

めんちょうとニキビは、発症の原因となる菌そのものが違っています。めんちょうは、毛穴深くの毛包と呼ばれる部分に「黄色ブドウ球菌」が入っておこる炎症です。

一方のニキビの原因となるのはアクネ菌。毛穴の中で悪さをするという意味では同じですが、皮脂をエサにして増殖する性質を持っています。

ここで、めんちょうとニキビの見分け方を紹介しましょう。めんちょうの特徴は、小さくても痛いこと。めんちょうは化膿してるので、小さくても痛みがあれば疑ってみることが大切です。

めんちょうの原因は黄色ブドウ球菌


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めんちょうは体力が落ちると悪化

とはいえ、小さくて痛い状態のめんちょうは毛包炎。放っておいても1週間で自然治癒します。このように、ほとんどのめんちょうは自然に治るの。悪化させないためには、清潔にしておくことがポイントです。

ただし、場合によっては大きく腫れたりすることもあります。それでも放っておくと、色素が沈着したりして跡になる場合もあるのです。さらに、めんちょうは体力が落ちているとどんどん悪化します。

めんちょうが腫れてきたら、病院に行って抗生物質を飲む必要があるでしょう。めんちょうの下に膿がたまって熱を持ってしまうと、切開が必要になることもあります。めんちょうは早めに専門医を受診するのがおすすめです。

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