インフルエンザと風邪の違いを見極めるポイント
インフルエンザの症状は風邪によく似ています。早めに見極めることが重症化を防ぐには重要です。そこで風邪とインフルエンザの症状の見分け方を紹介しましょう。『駆け込みドクター!』の「お医者さんに聞きたい17の事」で取り上げられていました。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザは風邪のひどいもの…というのは大きな間違いです。原因となるウイルスも違いますし、その症状もまったく違ってます。
インフルエンザと風邪の違いを初期症状で見極めることが早期治癒のポイントです。病院に行けばインフルエンザ検査キットで診断してくれますので、気になるときはすぐに病院に行くのがよいでしょう。
ここでは病院に行かずにインフルエンザと風邪の違いを見極めるポイントを紹介します。「初期症状・進行具合・原因」で、それぞれ違いを見ていきましょう。
インフルエンザと風邪の原因の違い
まずは「初期症状」。風邪はじわじわと発症して、鼻や喉の乾燥感やくしゃみが出ます。しかし、インフルエンザは、発熱・悪寒・頭痛が急に襲ってくるのです。
「進行度合」は風邪の場合、微熱が続いたのちに喉の痛みや鼻水といった症状が出てきます。一方、筋肉痛や関節痛があり、40度近い高熱が出るようなら、インフルエンザの可能性が高いといえるでしょう。
「原因」については、風邪ウイルスは200種類以上もあり、その種類によって喉の痛みや鼻水など症状が変わります。一方のインフルエンザの原因はインフルエンザウイルス。「A型・B型・C型」の大きく3つに分類されます。
A型は世界的に大流行しやすいもので、全体の60%近いシェア。重症化しやすいのも特徴です。B型はA型ほど流行しないもので、人と人とでの感染がほとんどです。C型は、流行性は低いものの子どもが感染しやすいタイプです。
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