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記憶力アップには自宅の間取りをイメージする

誰でも劇的に記憶力をアップさせる方法を紹介しましょう。それは「場所細胞」を活躍させることに秘密があります。これは記憶力の達人が実践している記憶ワザでもあるのです。『ためしてガッテン』の「記憶力で東大生に勝つ!」で紹介されていました。



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記憶力アップには自宅の間取りをイメージ


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劇的に記憶力がアップする方法

記憶力の達人は単語をいかに記憶しているのでしょう。記憶力日本選手権のチャンピオンに効いたところ、たとえば桃・ばんそうこう・枕…のような単語を順に覚えるとき、達人は自分の家の間取りをイメージするのです。

玄関に通り抜けられないくらいの大きな桃があって、階段には巨大なばんそうこうが貼られていて、階段を上がっていくと枕をぎゅうぎゅうに詰めた棚があって…と、単語を配置。いつも通る場所にイメージを1つずつ、大げさなイメージで貼り付けているといいます。

ポイントは記憶に場所を使っていること。自分のよく知るルート上の場所に、記憶したいものを配置。場違いなものを置けば置くほど、思い出しやすくなるといいます。これが劇的に記憶力がアップする方法です。


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劇的に記憶力をアップする理由

記憶力の達人が、どういう神経活動のパターンを持っているかを検証してみます。画面が映し出される3桁の数字を次々に記憶してもらいながら、ファンクショナルMRIによって脳の血流量を精密に測定してみました。

すると、一般人と記憶力の達人の脳が活発に活動していた部分が「海馬」。そのなかでも、場所細胞が活発に働いていました。

場所細胞は、場所を正確に記憶する細胞です。動物の場所細胞が発達しているのは、生き物として場所の記憶が最重要だから。どこに行けばエサがあって、どこに行くと天敵がいるかなど、場所の記憶は生死に関わるからです。

場所細胞は、その場所に行くと勝手に思い出させてくれる機能を持っています。つまり場所と関連付けて何かを覚えると、場所を思い浮かべることで自然に思い出せるというわけ。これが劇的に記憶力をアップする理由です。

■『ためしてガッテン』
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